2007年03月23日

東風

最近になっても癒し系オムニバスCDはたくさん発売されています。
しかしながら、あんまり目新しいものは少なくなってきました。

他の癒し系アルバムとの曲の重複もよくありますし、何よりコンセプトに変化がありません。チョイスしてくるアーティストも、似たり寄ったりです。
何か、今までとは違う新鮮なオムニバスものはないものか。。。と、思っていた矢先、非常に個性的なアルバムを発見致しました。それが、この「東風」というアルバム。

内容は「和」です。和楽器によるクロスオーバーアルバムなのです!
クラシックとポップスを融合させたクロスオーバー物はたくさんありますが、三味線や琵琶などといった和楽器との本格的なクロスオーバーは、それほど多くありません。そんな邦楽クロスオーバー作品を集めたのが、この「東風」です。これは、目新しいというか、他にないオムニバスです。

内容的には、既存の邦楽をアレンジした物から、オリジナル作品、和楽器で演奏したドヴォルザークの「家路」まで、色々です。

オススメ曲はたくさんあります。
鼓童というグループの和太鼓演奏の迫力もインパクトあります。
尺八の音色で聴く「家路」も心に染みます。
8曲目「わだつみの木」の伴奏で聞こえる三線(沖縄の弦楽器)の音色も、シンプルながら深い郷愁があり魅了されます。
こういう、ポロンポロンと響くシンプル音色に深みを感じるのは和楽器ならではでしょう。

そんな中で、一番記憶に残ったのは吉田兄弟の津軽三味線演奏かな。
6曲目の「STORM」と言う曲。三味線の曲で英語のタイトルってのも面白いですが、演奏も圧巻です!派手なドラムス&ベースを伴奏に鳴り響く三味線の音は、エレキギターにも負けないくらいの力強さがあります。それでいて「わび、さび」といったニュアンスもしっかりあり、なんとも今まで聴いた事のない音楽世界が築かれてるんですよね。
見事でした。

一見、和楽器とダンスやトランス系の伴奏は水と油もはなはだしい感じがありますが、思ったより違和感ありませんでしたよ。
そもそも、津軽三味線や和太鼓って、結構ロックじゃないですか?!

続編に期待したいアルバムです。

東風
東風
posted with amazlet on 07.03.23
オムニバス 難波正司 山崎箜山 ツトム・ヤマシタ 新垣雄,上地一成 與那覇徹 鼓童 吉田兄弟
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posted by 悠 at 16:23| Comment(0) | TrackBack(3) | ポップス>アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月17日

Violin Muse/川井郁子

昨日に続き、ヴァイオリニスト川井郁子さんのアルバム。
内容は、やはり、クラシック曲のアレンジ物と、川井郁子さんのオリジナル作品から成っています。

『Violin Muse』は川井郁子さんのセカンド・アルバムになります。
昨日の記事で紹介した『The Red Violin』が一応、川井郁子さんのデビューアルバムという事になっています。なんで一応かと言うと、川井郁子さんは『川井郁子』と名乗る前に『IKKO』という名前で活躍しており、CDも何枚か出しているからです。
私は『IKKO』時代のCDをまだ聴いていないのですが、プロデューサーが知る人ぞ知る鷺巣詩郎さんらしいので、聴いてみたいと思っています。

ちなみに鷺巣詩郎さんは、川井郁子さんはじめ、葉加瀬太郎さんなども発掘しており、多方面で大変な功績を上げていらっしゃいます。機会があったら鷺巣詩郎さんのアルバムも紹介しますね。

さて、『Violin Muse』のオススメ曲はラストの『コバルト・ムーン』という曲です。
川井さんのオリジナル曲で、まあ、お洒落な事この上ない一曲です。
静寂のなかに秘めた情熱が感じられ、色っぽいというか何と言うか・・・。
ウイスキーなんか飲みながら聴いたら最高ですよ。(笑
彼女の曲はどれも『お洒落』ですね。非常にお洒落なアレンジ、演奏をしてくれます。

なんせ、参加アーティストも豪華ですからね。
川井さんのアルバムのライナーノーツで、参加アーティストを見るとけっこう大物が多い!ピアノは島健さん!ハープは朝川朋之さん!ストリングス・アレンジでは、大島ミチルさんなんかも顔を出します。ハズレ曲がないわけです。

アルビノーニのアダージョをジャズ風にアレンジした『ミロンガ・トゥリステ』なんかも、バック演奏の優秀さがあってこそです。

川井郁子さんのアルバムを聴く時は、ぜひバック演奏にも耳を傾けて見てください。

Violin Muse
Violin Muse
posted with amazlet on 07.03.17
川井郁子 島健
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2007年03月16日

The Red Violin/川井郁子

ヴァイオリニスト川井郁子さんのアルバム。
内容は、クラシック曲のアレンジ物と、川井郁子さんのオリジナル作品から成っています。

私は、一通り川井郁子さんのアルバムを聴きましたが、同じ曲が別アレンジで収録されいてることが多いですね〜。
このアルバムのタイトル曲「レッド・ヴァイオリン」(ロドリーゴのアランフェス協奏曲)も、後のアルバム「オーロラ」に別ヴァージョン収録されていますし、「マルガリータ・コンチェルト」(アルビノーニのアダージョ)も、他のアルバム「Violin Muse」に別タイトルで収録されてますし。「ヴァイオリン・ミューズ」という曲も「オーロラ」と「Violin Muse」にそれぞれ違うヴァージョンで収録されています。

よほど、この曲が好きなのかなぁ?と思ったりしてますが、ちょっとややこしいです!
「あのアレンジのアダージョが聴きたい!」と思っても、どのアルバムのアダージョだったか分からなくなる事もしばしば・・・。

さて、川井郁子さんはビジュアル系なのでDVDなんかもよく売れてます。しかしながら、ビジュアルを抜きにしても、大変優れた音楽家だと思います。
なんせ、自作曲がホントに魅力的なんです。
川井郁子さんのアルバムが大好きな理由です。
既存の作品のアレンジ物も良いのですが、アルバム全部聴いて、もう一度聴きたくなるのはオリジナル曲の方です。歌心あるメロディーラインが美しく惚れ惚れします。
「美メロの女王!」と呼びたくなります(笑

川井郁子さんは、素晴らしいメロディーセンスを持っていますね。
このアルバムにも6曲ほどオリジナルの作品が収録されていますので、是非是非甘美な川井節を楽しんでみてはいかがでしょうか?

The Red Violin
The Red Violin
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川井郁子 シーラ・E
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