2007年04月13日

17のワルツ/ショパン

ピアノの詩人ショパン。
そのショパンの作品の中で、一番ショパンらしいのが、このワルツ集ではないでしょうか?ショパンのワルツは全部で17曲ありますが、どれも短く、1分〜長くても5分程度です。よって、1枚にCDにすべて収まりますので、気軽に全曲聴くことができます。
ショパンの作品の中では、「ノクターン」とならんで、大好きです!

ショパンのワルツは、「小犬のワルツ」や「華麗なる大円舞曲」など、華やかな名曲も多いですが、実際全部通して聴くと、とても美しく、またメランコリックな作品が多いですね。踊りのための作品というよりは、鑑賞用の作品であるように思います。
特に、第3番、7番、10番、12番、14番と、短調の作品もいくつかあり、これが非常に魅力的!ショパン特有の甘く切ないメロディーが満開ですね。ワルツの流れるようなテンポで、哀しみや切なさが胸に迫ってくるような思いです。
これは、ノクターンにはない魅力です。

最近私がよく聴く演奏はフランスのピアニスト「ルイサダ」の演奏です。
ショパンのワルツに関しては、定評があるみたいですね。
他のピアニストと比べると、テンポの取り方もメロディーの弾き方も自在で即興的!まあ、この演奏に合わせてワルツを踊るのは無理かなぁ。とは思うのですが、鑑賞するには面白い演奏です。
この演奏を聴くと「ショパンのワルツ」の印象が覆るかもしれません。

一度は聴いておきたい演奏です。

ショパン:ワルツ集
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ルイサダ(ジャン=マルク) ショパン
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posted by 悠 at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック>ピアノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月08日

ホームアローン/オリジナルサウンドトラック

言わずと知れたコメディ映画「ホームアローン」のサントラです。
音楽は、巨匠のジョン・ウィリアムスが担当。
とにかく温かいムードの音楽に溢れた名作で、ジョン・ウィリアムスのサントラの中では一番好きです。

ジョン・ウィリアムスは「ジョーズ」や「スターウォーズ」、さらに「レイダース」、「スーパーマン」などのスケールの大きい迫力満点な音楽に長けている印象もありますが、一方で「ホームアローン」や「E.T.」、フック船長を題材にした「フック」などのファンタジックでキャッチ−な音楽も非常に魅力です。むしろ、こちらの方がジョン・ウィリアムスらしいと私は思います。

実際、「レイダース」のテーマなんて、メロディー自体はいたって温かく優しい雰囲気があります。伴奏アレンジによって力強く聞こえますが、やはり彼の魅力は、この温かいメロディーにあるんではないでしょうか?

その、キャッチ−なメロディーが充分生かされたのが「ホームアローン」のサントラです。アレンジもチャイコフスキーのバレエ音楽を意識したような感じで、さらに魅力が増してます。

それにしても、このサントラは、名曲が多いですね。
冒頭のフルオーケストラによる強烈なテーマに始まり、かの映画「ピンクパンサー」のテーマをパロディーにしたようなドロボーのテーマ曲。ドロボーに罠をしかけている時に流れるスリリングな「トラップ」という曲は、今でも様々な番組のBGMとして聴く事ができます。
そして、エンディングで流れる、最高に心温まるクリスマスソング「サムホエア・イン・マイ・メモリー 」なんかは、もうジョン・ウィリアムス節炸裂です。(笑

また、既存のクリスマスソングも多く収録されています。中でも教会の場面で流れる「オーホリーナイト」の少年少女合唱は美しく、(クレジットではジョンウィリアムス合唱団となてましたが)クリスマスシーズンには、必ず聴いてしまいます。
同様に、教会の場面で少しほの暗く♪スター オヴ ベツレヘ〜ム♪と歌い出される印象的な歌がありますが、こちらは既存のクリスマスソングではなく、ジョン・ウィリアムスの作曲によるもです。こちらも好きな一曲です。

クリスマスシーズンに限らず、いつ聴いても楽しめるアルバムです。

ホーム・アローン
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5 Noribowもイチ押し!(X'mas Category Part3)
5 名作中の名作
posted by 悠 at 12:07| Comment(2) | TrackBack(0) | インスト>洋楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月02日

Piano StoriesII /久石譲

久石さんの人気シリーズ「ピアノ・ストーリーズ」から第2作目。
タイトルが「ピアノ・ストーリーズ」なので久石さんのピアノ・ソロアルバムと思ってしまいますが、実際はピアノだけではなくて、ストリングスとの共演になります。

ストリングスの他にもギターやオーボエ、フルート等をほどよく交えた感じで、久石さんの音楽を聴く上では、一番心地よいサイズの編成ではないでしょか。曲目も「隠れた名曲」的な作品のオンパレードで、聞けば「ああ、知ってる」という作品が多いですね。
とにかく、このアルバムに関してはメロディー!の宝庫です。
最近の久石さんの曲は、幾分理屈っぽくなってしまって、キャッチーなメロディーも影を潜めつつある感じですが、このアルバムが発売された頃(96年)は、メロディーとアレンジのバランスが良く、私の心にヒットする作品が多いんです。

久石さんは、昔からメロディーメーカーとして有名ですが、このアルバムは、その最高傑作ではないでしょか。こういうメロディーがなんで思い浮かぶんだろう??と、不思議です。
3曲目の「エイジアン・ドリーム・ソング」なんて、一回で覚えられるほどの分かりやすい旋律でありながら、何度聞いても深い感動を与えてくれます。

また、久石さんはメロディーの美しさを際立たせるのも得意ですね。
2曲目の「サンデイ」は、ピアノのメロディーをアルペジオ風にして演奏しています。これが凄く好きです。水辺の細波のような、ゆらぎのような効果があります。ただ、メロディーだけを弾いたら、こんなに素敵な曲にはならなかったでしょう。

もう1つ、裏メロ(主となるメロディーの裏で流れてる別のメロディ)も久石さんは天下一品です。なんの違和感もない裏メロをここまで書けて、その効果を充分に発揮できるアレンジができるってのは、プロの作曲家でも難しい技だと思います。これ、プロでも下手な人は下手ですからね(笑

これが久石さん上手いんですよ。有名どころでは「ラピュタ」のテーマなんか裏メロが大活躍ですね。
久石さん独特の濃厚なムードは、メローディーだけではくて、その影でやってる色々な技法にもあるんですね。

Piano StoriesII
Piano StoriesII
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久石譲
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posted by 悠 at 16:49| Comment(2) | TrackBack(0) | クラシック>ピアノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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