2007年05月08日

ルロイ・アンダーソン名曲集

ゴールデンウイークにピッタリ!?な音楽はないかなぁ。と考えてみました。
休暇にリラックスして楽しく聴ける音楽・・・
そこで、真っ先に浮かんだのがアメリカの作曲家「ルロイ・アンダーソン」の作品の数々です。『トランペット吹きの休日』や『タイプライター』『そり滑り』などの軽快なオーケストラ曲が多いですね。

どの曲もユーモアに溢れていて、実際のタイプライターの音を使ったり、紙やすりを使った曲なんかもあります。聞き手も演奏者も楽しめる曲が多いように思います。
『踊る仔猫』なんかは、実際の猫の鳴き声を入れたCDがありました。
演奏者側のユーモアも問われますね。

私は長らくスタンリー・ブラック指揮、ロンドン交響楽団の演奏(現在は廃盤)と、ボストンポップスオーケストラの演奏ばかり聴いていて、他の演奏も聴きたいのですが、どうにもしっくり来る演奏がありません。

そんな折り、なかなか変わった演奏を見つけました。
レナード・スラットキン指揮、セントルイス交響楽団の演奏です。
この演奏は、非常に洗練されたアンダーソンで、クラシック音楽としてしっかりと演奏しています。
先ほど、演奏者側のユーモアも問われると書きましたが、これは真面目に演奏して成功した珍しいCDではないかと思います。(ジャケットはユーモアたっぷりですが・・・)
ひとつの手抜きもなく気品ある演奏がされていて、結構新鮮でした。
あと、日頃あまり聴く機会が少ない隠れた名曲もたくさん収録されています。
愉快な曲から、感動的な曲までアンダーソンのいろいろな側面を知ることができるアルバムです。

トランペット吹きの休日 〜ルロイ・アンダーソン・ベスト・ヒット
セントルイス交響楽団 アンダーソン スラットキン(レナード)
BMG JAPAN (1999/11/20)
売り上げランキング: 674

2007年04月30日

チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番

春から初夏にかけて、いつも聴きたくなる名作です。
第1番というからには、第2番もあるのですが、そちらはほとんど聴く機会がありません。
圧倒的に第1番が有名です。

そしてこの曲をここまでポピュラーにしてるのは何と言っても冒頭の名旋律です!まず、聴いた事のない人はいないのではないでしょうか?
金管による豪快なイントロのあとに出てくるピアノ&ストリングスの雄大な旋律は、圧巻の他ありません。何度聴いても胸が熱くなります。

このように、素晴らしい名作ではありますが、少し残念な点もあります。もったいない事に、この名旋律が聞けるのは冒頭だけなんです。第一楽章だけでも20分あるのですが、感動的な冒頭の序奏部が終わると、かなりイメージの異なる主部に入って行きまして、あとはずっと冒頭が再現されることもなく音楽が続いていきます。
初めて全曲聴いた時に、がっかりしたのを覚えています。

あくまで、冒頭の旋律は「序奏」であって、その後に出てくるほの暗くリズミカルなピアノの旋律が第1主題になるので、しょうがないと言えばしょうがないのですが、できれば冒頭の旋律の方を主題にしてほしかったかなぁ。。。

しかし、何度も聴くと、冒頭以降の音楽、続く第二楽章、第三楽章も充分美しく、チャイコ節満載の名作ですね。序奏部のインパクトに隠れがちですが、後に出てくるクラリネットの第2主題もロマンに満ちた名旋律です。第二楽章でもチャイコフスキーお得意の甘美なメロディーが健在で、第三楽章で聴ける色彩的で夢見心地なオーケストレーションも見事です!

ところで、チャイコフスキーの音楽は、あま〜いメロディーを前面に出した作風のため、ちょっと軽く見られがちですが、音楽としてはかなり独創的です。
メロディーも何気なく半音階を多用しており、オーケストレーションも弦楽器を3オクターブフルに使ってメロディーを演奏させたりと、独特なテクニックが多い作曲家なんですね。さらには無調音楽的な要素を所々に取り入れたりもしています。当時のクラシック音楽にしては、相当斬新な事をやっている作曲家なんですよ。

チャイコフスキー:P協奏曲第1
アルゲリッチ(マルタ) バイエルン放送交響楽団 チャイコフスキー コンドラシン(キリル)
ユニバーサルクラシック (1993/10/16)
売り上げランキング: 97788
posted by 悠 at 15:02| Comment(2) | TrackBack(1) | クラシック>ピアノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月18日

スウィング・ガールズ ライヴ!!

女子高生ジャズ・ビッグ・バンドを描いて大ヒットした映画「スウィング・ガールズ」のライヴCDです。
2004年12月に行われた、ライヴの模様を収録しています。
スウィング・ガールズは、映画のために結成したバンドですので、これが最初で最後のライヴということになりました。

もちろん、演奏は彼女たちです!
映画のために一体どれだけ練習したんどろう・・・と、感動するくらい熱のこもった演奏を聴かせてくれます。

このCDを聴いて、一番感動したのは、彼女たちの演奏っていうのがプロの演奏にはない魅力に溢れている事です。

もちろん上手ではありませんよ。。。
ちゃんと鳴ってなかったり、アレンジもシンプルですし、テンポもたどたどしくなったりします。でも、本当に楽しんで音楽をやっているんだ!っていう熱気がものすごく伝わってくるんですよ。
一流の演奏家が演奏する完璧な演奏よりも、ずっと聴いていて楽しいし、音楽の本来の姿が感じられました。
音楽の本質は、やっぱりこういうところなんだろうなぁ。と思います。
上手い下手じゃないんだなぁ、と。音楽をする人がいかに音楽をたのしんでやっているか!そこが大事なんでしょうね。
上手い下手を超えて、どんなプロの演奏よりも楽しませてくれる何かがありました。


収録曲は、ジャズの超スタンダードばかりで、誰でも知っている曲ばかりです。いままでジャズを聴いた事のない人でも、充分楽しめます!
心から音楽を楽しんでみたい人にオススメです!

SWING GIRLS LIVE!!
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posted with amazlet on 07.04.18
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posted by 悠 at 22:54| Comment(2) | TrackBack(1) | インスト>洋楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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