2007年07月08日

姫神〜 炎-HOMURA- 〜

姫神という音楽グループのアルバムです。
主にシンセサイザーを駆使した作品を東北より発信し続けていて、作品内容も日本的、土俗的で「北人霊歌」と呼ばれています。

グループと言いましたが、メンバーは何度か変わっていて、創設者とも言える星 吉昭さんのソロだった時代もあります。現在は星 吉昭さんが亡くなりまして、息子の星 吉紀さんが活動しています。
1997年に、女性ヴォーカルを取り入れた「神々の詩」のテーマ曲が大ヒットしましたので、その曲のイメージが強いかと思います。以後、姫神ヴォイスとして、女性ヴォーカルを取り入れた作品も多くなりました。

今回紹介するアルバムは「炎 -HOMURA-」という1993年発売のアルバムです。まだ、姫神ヴォイスは登場しておらず、シンセサイザーオンリーの、非常にエネルギッシュな作品に仕上がっています。

私は、このアルバムを聴いて姫神のイメージが変わりました。
実は、私は姫神と言うと「神々の詩」くらいしか聴いたことがなく、あの一曲で姫神の作風を勝手に決めつけてしまっていたように思います。しかし、このアルバムを聴いたところ、その音楽の幅の広さに驚きました。シンフォニックな作品から、サスペンス映画のBGMのような曲まで色々です。

いずれも、驚くほど精密に書かれており、しばし聞き惚れてしまいました。シンセサーザーならではの効果もバツグンで、音にすごく立体感があります。その響きを堪能するにはスピーカーで聞くよりはヘッドフォンで音量をおもいっきり上げて聴くことをオススメします。

残念なのは、10数年も前のアルバムゆえ、シンセサイザーの性能も低く、最新のリアル音源に慣れてしまった現代では、少し安っぽく聞こえてしまうことですね。

炎‐HOMURA‐
炎‐HOMURA‐
posted with amazlet on 07.07.08
姫神
ポニーキャニオン (1993/11/03)
売り上げランキング: 135022
posted by 悠 at 14:07| Comment(2) | TrackBack(0) | インスト>邦楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月02日

NHKスペシャル「映像の世紀」オリジナル・サウンドトラック

初めて、このNHKスペシャルを見たときの衝撃は忘れられません。
とにかく、20世紀、100年間の膨大で貴重な映像の数々には圧倒させられました。映像でしか伝わらない、時代時代のリアルな空気が鮮明に感じられました。脳裏に焼きつく映像が多かったですね。

映像作品ではありますが、音楽の果たす役割も大変重要なものになりました。ほぼ全編、映像と共にBGMが使われます。映像が主役のシリーズですが、音楽なしでも成り立たちません。

そして、このシリーズの作曲を任されたのが加古隆さんです!
「映像の世紀」で初めて加古さんを知った方も多いかと思います。特に、開始直後のオープニングテーマ曲のインパクトは圧巻でした。
加古さん曰く「20世紀は戦争の世紀でもあった」ということで、全体的に重々しくも迫力のある音楽に仕上がっています。曲名は「パリは燃えているか」ですが、まさに「映像の世紀」オープニングにふさわしい音楽だったと思います。

オープニング曲は、他にもギターとフルートによる「追憶編」。
シンセサイザーによる「宇宙編」なんかもあります。
こちらのヴァージョンも素敵な仕上がりですので、是非、サントラで聴いてみてください。

こういう映像作品のBGMは、ややもすると映像の邪魔にならないように。と言う事で、メロディックな曲は少ない場合が多いんです。悪く言えば、単独で聴いても何も面白くない音楽が多いんですが、「映像の世紀」の音楽はどれも非常にメロディック!曲だけ聴いても、充分楽しめます!
ジャズ・クラシック・現代音楽を融合した、加古ワールドのすべてが聴けると思います。ピアニストとしても評価が高く、ピアノ曲における加古さんの繊細なタッチも魅力ですね。番組の終了後にはNHKに音楽に関する問い合わせが殺到したそうです。

尚、「映像の世紀」ではナレーションはじめ、、声優群も非常に豪華です!
これから紹介するサントラの7曲目にはナレーション入りの「トルストイの手紙」という曲も入っています。

映像の世紀
映像の世紀
posted with amazlet on 07.07.02
TVサントラ 加古隆 羽毛田丈史
ソニーミュージックエンタテインメント (1995/10/21)
売り上げランキング: 1992
posted by 悠 at 14:17| Comment(0) | TrackBack(1) | インスト>邦楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月29日

Mr.サマータイム

サーカス アルファミュージック編 1978~1980
サーカス
Sony Music Direct (2005/11/30)
売り上げランキング: 71759


今から30年近くも前、1978年にヒットした曲です。
歌っているのは「サーカス」というグループ。
女性ヴォーカルによる
♪ミスター・サマータイム さがさないで あのころの私を♪
という、歌い出しの、なんともムード満点な1曲です。
公式サイトで試聴できます↓
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/MH/Circus/

夏の定番曲の1つとして、私は大好きですね。
メロディー、ハーモニー、アレンジ。すべてが洒落きってて、今聴いてもなかなか斬新な曲です。
歌詞の内容はいささか時代を感じさせますが、音楽そのものの古さはあまり感じられません。
ブラスによる合いの手もバッチリはまってて、ヴォーカルの多少鼻の詰まった!?ような歌声も、むしろ今風の歌い方に聞こえます。

アレンジの上手さが光っているのですが、アレンジをしているのは今やアレンジャーの巨匠「前田憲男」さん!
絶妙のアレンジで、第20回 日本レコード大賞(1978年)にて、編曲賞に輝いています。
そういうわけで、この「Mr.サマータイム」は、総合的に大変ハイレベルに仕上がった作品と言えるのではないでしょか。

サーカスというグループは、現在も活動していて「Mr.サマータイム」のカヴァーも多く、オリジナルのアレンジで収録されてない場合も多いので、購入する場合、注意が必要です。

さて、この「Mr.サマータイム」の真のオリジナルはフランスのシャンソンです!
「愛の歴史」というタイトルで、 ミシェル・フュガンという男性歌手が歌っています。
ちょっと、男性歌手が歌うと違和感を感じますけどね。
録音状態もあまり鮮明ではなく、オリジナルに失礼ですがアレンジも、ヴォーカルもサーカスの方が上な気がします。。。
しかし「Mr.サマータイム」が好きな人は聴く価値ありですよ!
こちらのCDに収録されています↓
ボン・ボン・フレンチ
オムニバス ダニエル・ヴィダル フランス・ギャル ジェーン・バーキン シルヴィ・バルタン ミッシェル・ポルナレフ クレモンティーヌ
ユニバーサルインターナショナル (2004/10/13)
売り上げランキング: 16490


「愛の歴史」は、ポールモーリア楽団も演奏したりしています。
世界的に有名な曲なんですね。
色々聞き比べてみると面白いですよ!
posted by 悠 at 13:58| Comment(2) | TrackBack(0) | ポップス>邦楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。