2007年05月21日

ノエル/ジ・エキセントリック・オペラ

クラシック音楽を、ダンスやテクノ系の音楽にアレンジして歌ってしまう「ジ・エキセントリック・オペラ」のアルバム。
タイトルが「ノエル」!ということで、クリスマスの音楽を集めた作品になっています。
正直、聴く前はあんまり期待していませんでした。エキセントリックオペラは、総じてアレンジが奇抜ですので、聖なる音楽とは水と油な感じがしたからです。
曲目を見ると、「オー・ホーリー・ナイト」や、「あら野の果てに」 等の、祈りに満ちた曲が目立ちます。果たして、これらをエキセントリック・オペラが歌うとどうなるのか・・・
ちょっと心配もしましたが、聴いてみると、なかなか無難!?なアレンジがされていて、クリスマスのアルバムとしても違和感はありませんでした。

今回のアルバムでは、他のアルバムにあるような斬新なアレンジや歌い方は影を潜めていましたね。
特に、ソプラノの相良奈美さんの歌い方が大人しい印象でした。相良奈美さんは「驚異的な7色のハイトーンヴォイス」が売りで、マリア・カラス並の力強く高らかなソプラノから、囁くような声、はたまた、怒鳴ってるような声まで、まさに7変化で歌います。しかし、このアルバムでは大半がボーイソプラノ的な声で統一されていました。

ファンとしては物足りなさを感じるかもしれませんが、音楽的には、とてもクリスマスの雰囲気が出ていますし、癒し効果も高いですね。

「ザ・エキセントリック・オペラ」は、クラシカル・クロスオーバーのアーティストの中でも、非常に個性的なグループです。興味のある方は是非聴いてみてください!


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2006年12月24日

ベスト・オブ・クリスマス・ソング

クリスマスのアルバムといえば、星の数ほどありますが、今回は最も「聖夜」という言葉にふさわしいアルバムを紹介します。発売されて以来、16年・・・私は必ずクリスマスシーズンにはこのアルバムを聴いています。

ベスト・オブ・クリスマス・ソング
エマ・カークビー バッハ グノー キリ・テ・カナワ(S) キングズ・カレッジcho. ミレルラ・フレーニ(S) バッハcho. レオンタイン・プライス(S) クレア・カレッジ聖歌隊 ジョーン・サザーランド(S)
ユニバーサルクラシック (1990/11/16)
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LOMDONからリリースされたクラシックのクリスマス・ソング集なのですが、演奏、選曲とも他のどのアルバムよりも素晴らしく、最高です。パーティー気分のクリスマスではなく、祈りの雰囲気に満ちた、とても心温まるクリスマス・アルバムなのです。特に、クレア・カレッジ聖歌隊による「ガブリエルのメッセージ」「ひいらぎとつたは」の神聖さは他に類がないと思います。雪の降る聖夜の情景が目の前に広がります。

キリ・テ・カナワの歌う「ホワイト・クリスマス」も最高です。この曲は名曲なのでたくさんの演奏があり、キリ・テ・カナワ自身も、何回か録音しています。しかし、それらすべてひっくるめても、このアルバムに収録されている「ホワイト・クリスマス」が一番ロマンティックで、聖夜にピッタリです。オーケストラ伴奏と、コーラスをしたがえて歌うクラシカルな「ホワイト・クリスマス」は、若干地味な印象もありますが何度聴いても飽きず、普遍的であり、私の中ではベスト1です。

他にもキングズ・カレッジ聖歌隊、バッハ合唱団など、是非ともクリスマスソングを聴かせてほしい合唱団の演奏が適材適所の選曲で聴けるのもうれしいです。ラストのパヴァロッティが歌う神々しい「オ・ホーリー・ナイト」なんて聴いたら、他の演奏が物足りなくなりますよ!

残念なのは、発売が1990年ということで、お店ではもう入手できないことです。amazonで見てみたら、異様に高値になってますし・・・本当に良いアルバムなので、是非とも再発売をお願いしたいところです。

1. アヴェ・マリア(バッハ=グノー)
2. 小さな少年鼓手
3. ホワイト・クリスマス(バーリン)
4. ベツレヘムの小さな町
5. マリアの子守歌(レーガー)
6. アヴェ・マリア(シューベルト)
7. ファンファーレ~みな来たりて拝め
8. ディン・ドン
9. アレルヤ(モーツァルト)
10. 清しこの夜(グルーバー)
11. あら野の果てに
12. ともに喜びすごせ
13. ガブリエルのメッセージ
14. ひいらぎとつたは
15. もろびとこぞりて(ヘンデル)
16. このみどり子は誰なるぞ(グリーンスリーヴス)
17. あめにはさかえ(メンデルスゾーン)
18. アニュス・デイ(ビゼー)
19. 天使の糧(フランク)
20. オ・ホーリー・ナイト(アダン)
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2006年12月20日

オデッセイ/ヘイリー

ドラマ「白い巨塔」でアメイジング・グレイスを歌い、一躍有名になったヘイリーのセカンド・アルバムです。

これは、究極の癒し系アルバムです。
ここまで、美しさだけを求めたアルバムも、なかなかないでしょう。たとえば、9曲目のヴィラ=ロボスのブラジル風バッハ〜アリアは、通常、中間部分に少し情熱的な語りのような箇所が入るのですが、このアルバムではその部分を全部カットしています。ヴォカリーズで歌われる、甘美な旋律の部分だけを歌っているわけです。この省略はちょっと驚きましたが、それだけ、美しさにこだわった証でしょう。

内容はアレンジも含めてクラシック色が強いですが、「青春の光と影」などのポップスも幾つかあり、万人向けな仕上がりです。それにしても、ヘイリーのソプラノは、どの曲を歌ってもぜったいに耳にキンキン響く事がなく、まさに「ピュア・ヴォイス」という呼び名がピッタリですね。甲高く歌わない癒し系ソプラノです。

ヘイリーの歌声は、このアルバムにあるカッチーニの「アヴェ・マリア」のような聖なる音楽が一番合うと私は思います。聴いていて心洗われる気持ちです。
カッチーニの「アヴェ・マリア」は”スラヴァ”や”シャルロット・チャーチ”等の大ヒットアルバムにも収録されていて、非常に人気の高い一曲ですが、私はヘイリーによる歌唱が一番好きです。透明に澄んだ歌声が、この曲の持つ純真な祈りと実にマッチしています。この歌声でこの曲を聴いて心洗われない人はいないでしょう。

今後は、是非ともヘイリーのクリスマス・アルバムを聴いてみたい!!というのが、私の望みです。この歌声で、クリスマス・ソングを歌ったら、どんなに素敵に響くことか・・・

オデッセイ
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2006年10月17日

麗しのアリア/アンサンブル・プラネタ

女性5人による声楽アンサンブルです。「声」以外の楽器は使いません。
ア・カペラのクラシック・アンサンブルとなると、外国人によるグループが目立ちますが、これは日本人のグループです。
アレンジが「エキセントリック・オペラ」の書上奈朋子(かきあげなほこ)さんってのも魅力を感じました。

いやはや、私の中では久しぶりの大ヒットCDです。
これぞ、「癒しの音色」!!という出来で、心の底から癒されまくりました。

ボーイ・ソプラノまでは行かなくても、それに近いピュアな響きが全曲に満ちています。
選曲も最高ですし、録音も極めて優れていると思います。一糸乱れぬハーモニーを非常にバランスよく録音しています。
是非、秋の夜のしじまに聴いてください。
おおげさでも何でもなく、天国にいるような気持ちになりますよ。

中でも、「スカボロ・フェア、」テレマンの「アリア」、民謡の「ブラック・イズ・カラー」、「愛する人に林檎をあげよう」の4曲は筆舌に尽くしがたい美しさです。
この4曲は、なんとも言えない哀感のハーモニーに満ちています。これは原曲の良さもあるのでしょうが、磨き上げられたアレンジの良さも大きいですね。
アレンジする以上、原曲以上に楽しませてほしいってのが、私のこだわりです。

特に、テレマンの「アリア」は、このアルバムで初めて聴いたのですが、こんなにも素敵な曲がまだあったんだなぁ・・・と、大感動。
秋空に舞う枯葉のような、切なさいっぱいの曲です。
クラシックは相当聴き込んだつもりが、まだこんな名曲を聞き逃していたのか。。。と悔しくも思います。
これは原曲も聴いてみないとだめですね〜。

こういう、新しい名曲と出会わせてくれるアルバムはなかなかありません。
そういう点でも、私にとって大事なアルバムになりそうです。

☆公式サイト・試聴はこちら
http://www.pcmusic.jp/ensembleplaneta/index.html

麗しのアリア
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書上奈朋子 アンサンブル・プラネタ
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1. アメイジング・グレイス(民謡)
2. G線上のアリア(バッハ)
3. オンブラ・マイフ(ヘンデル)
4. うつろな心(パイジェッロ)
5. スカボロー・フェア(イングランド民謡)
6. 愛する人に林檎をあげよう(イングランド民謡)
7. あなたがいてくださるならば(シュテルツェル/伝バッハ)
8. アリア(テレマン)
9. メヌエット(ペツォルト/伝バッハ)
10. ブラック・イズ・ザ・カラー(民謡)
11. Oyasumi(書上奈朋子)
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2006年08月05日

ピュア/ヘイリー

夏も暑くなってくると、だんだんと涼しい季節が恋しくなってきませんか?
暑い、涼しいは何も、気温だけの事ではありません。長年音楽を聴いてきた私ですが、間違いなく音楽にも暑い涼しいがあります。原理は分からないのですが、スペインやブラジルの音楽はとても暑い!聴いていて真夏って感じがします。逆に、グリーグやシベリウスなど、北欧の作曲家の音楽を聴くと、非常に涼しく、何か、窓からひんやりとした風が舞い込んでくるような感覚がします。音楽の不思議な力ですね。

そこで、8月は夏に涼しいCDを紹介したいと思います。
今回はヘイリー!ヘイリーと言うと、少し前にドラマ「白い巨塔」でアメイジング・グレイスを歌って有名になりましたね。ピュアヴォイスなんて言われているとおり、透明感溢れるまっすぐな歌声はピュアの極みで、非常に涼しげなのです。

今回紹介するアルバムはヘイリーのデビュー盤となった、その名も「ピュア」というCD。アメイジング・グレイスも収録されています。
このアルバムは、どの曲も良いのですが、一際涼しげで、また美しいのは「ネヴァー・セイ・グッバイ」という、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」に歌詞を付けた曲です。私は、アメイジング・グレイスより、こちらの方がヘイリーらしいなぁ。と思いました。
原曲自体、美しいわけですが、これをヘイリーのピュアな歌声で聴くと一段と感動的ですよ。。。

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1. ポカレカレ・アナ (マオリ族の伝承歌 / arr. Sarah Class)
2. ネヴァー・セイ・グッバイ (ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌからの編曲)
3. フー・ペインティッド・ザ・ムーン・ブラック (Sonia Aletta Nel / arr. Sarah Class)
4. リヴァー・オブ・ドリームス (ヴィヴァルディ:四季 - 冬からの編曲 / arr. Sarah Class)
5. ベネディクトゥス (Karl Jenkins)
6. ヒネ・エ・ヒネ (マオリ族の子守歌 / arr. Sarah Class)
7. ダーク・ワルツ (Author Frank Musker / arr. Sarah Class)
8. マイ・ハート・アンド・アイ (TVドラマ「ラ・ピオーヴラ」主題歌)
9. イン・トゥルティナ (オルフ:カルミナ・ブラーナからの編曲)
10. ビート・ユア・ハート (サー・ジョージ・マーティン / Giles Martin)
11. アクロス・ザ・ユニバース・オブ・タイム (Sarah Class)
12. ヘヴン (Frank Musker / Ronan Hardiman)
13. 嵐が丘 (Kate Bush / arr. Sarah Class)
14. .メアリー・ディド・ユー・ノウ? [ボーナス・トラック]
15. .アメイジング・グレイス (arr.サー・ジョージ・マーティン) (「白い巨塔」主題歌)[ボーナス・トラック]

※amazonでは、フォーレのパヴァーヌとなっていますが、ラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌです。
posted by 悠 at 17:06| Comment(2) | TrackBack(0) | クラシック>声楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月05日

レクイエム/デュリュフレ

20世紀の作曲家デュリュフレの作品です。
よく、デュリュフレの「レクイエム」は、フォーレの「レクイエム」と比較されることがありますが、それはデュリュフレの「レクイエム」がフォーレの「レクイエム」をモデルにして作曲されているためです。この2つのレクエムは構成もよく似ていているのですが、特にソプラノ独唱による「ピエ・イエス」の美しさはフォーレもデュリュフレも甲乙付け難い名品です。(ボーイソプラノで歌われることも多いです)

もちろん、デュリュフレのレクイエムは、フォーレの盗作ではなく、しっかりとしたオリジナリティーがあります。なんといっても、作曲されたのが1947年なので現代人の心に通じる憂愁があり、フォーレの美しさとは違う魅力が随所にあるんですね。
フォーレが夜空の星を思わせる美しさだとしたら、デュリュフレは街の夜景を思わせるような美しさといった感じでしょうか?
癒しの感覚からいえば、デュリュフレは、ヒーリング音楽の火付け役になった「グレゴリオ聖歌」のニュアンスをたくさん取り入れていて、ヒーリング効果が極めて高い癒しの音楽になっています。

演奏は、美しさだけで選べば間違いなくグラーデン指揮、聖ヤコブ室内合唱団の演奏が最高です。一切少年合唱を使っていないのに、少年合唱やボーイ・ソプラノ以上の純真な美しさを聴かせてくれます。伴奏はオルガンだけなのですが、(ピエ・イエスにはチェロも加わります)荘厳なオルガンの響きと天国的な合唱の溶け合いが圧巻です。もう、これは別世界の演奏です!

このCDには「レクイエム」以外にも2曲収録されているのですが、いずれもヒーリング効果満点ですよ。

デュリュフレ:レクイエム/グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット/ミサ曲「クム・ユピロ」 グラーデン/聖ヤコブ室内cho. ヴァイェル(og)マッティ(Br)ホフマン(Ms)ラヴォタ(vc)
デュリュフレ ゲイリー・グラーデン 聖ヤコブ室内cho. マティアス・ヴァイェル ペーテル・マッティ パウラ・ホフマン エレメール・ラヴォタ
キングレコード (1995/01/21)


1.レクイエムop.9(合唱とオルガン,チェロ独奏版)
2.グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテットop.10
3.ミサ曲「クム・ユビロ」op.11
posted by 悠 at 18:47| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック>声楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月28日

ミューズ〜Classy Style

最近、クロスオーバー(クラシックとポップスの融合)の人気は高まっていて、うれしい限りです。CDも魅力的な新作が続々発売されていて、なかなかすべて聴くことが出来ず、もったいない気持ちすらしてきます。

そんな中で、元祖クロスオーバー的作品を集めたCDが先週発売されました。
ヘイリー、サラ・ブライトマン、セシル、IZZY等など・・・なんとも豪華メンバーの代表的作品がぎっしり詰まっています!!以前紹介したIZZYのリベラ・メも収録されていますし、キャサリン・ジェンキンスが歌う「誰も寝てはならぬ(トゥーランドット)」も美しさの極みです。

個人的に残念だったのは、このCDに収録されている楽曲のほとんどを、すでに持っていたことです。初めて聴く楽曲がとても少なくて、ちょっとわくわく感が減少です。逆に言えば、それだけ有名どころが収録されているわけで、これからこういうジャンルを聴いてみたい!という方には最高なのではないでしょうか?

このCDは必ずしもクラシックだけではなく、ポップスも収録されていたりして、ジャンルを超えて心癒される美しい音楽が集められています。話題の歌手の楽曲がたくさん収録された、とてもお得なオムニバス・アルバムですね。

ちなみに、ジャケットの女性は、歌手ではありません。ファン・シネさんという、韓国の女優さんです。「ミューズ〜Classy Style」のイメージ・モデルだそうです。
私はまだ聴いてませんが、姉妹作ミューズ~Jazzy Feelin’も人気のようなのでこちらもチェックしてみて下さい♪

♪試聴・公式サイトはこちら

ミューズ~クラッシー・スタイル
オムニバス ヘイリー キャサリン・ジェンキンス シセル ヴァネッサ・ウィリアムス サラ・ブライトマン ジェイミー・オニール
ユニバーサルクラシック (2006/06/21)
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2006年06月21日

アンコール/イル・ディーヴォ

最近話題になったクラシカル・クロスオーバーのCDです。
テノールやバリトンでクラシックやポップスの名曲をスケール大きく、そして優雅に歌い上げます。歌うのはイケメン4人による『イル・ディーヴォ』というグループ。

私は今まで、ソプラノや独奏器楽によるクラシカル・クロスオーバーはよく耳にしていたのですが、男性声楽によるCDは、ほとんど知りませんでした。有名テノール歌手が大オーケストラをバックにポップスを歌うCDはありますが、このようにポップなアレンジでクラシックを歌うCDは少ないと思います。しかも4人でです!

聴く前は、どんな風に響くのかまったく想像ができませんでした。曲目をみても、4人で高らかと歌う♪アンチェインド・メロディ♪ってどんな感じなんだろう??
なんとなく濃い〜?!内容な気がして不安もあったのですが、聴いてみると予想を裏切る素晴らしい!歌声でした。雄大で、包み込まれるような、とても癒される響きがあります。アレンジが優秀ということもあるのでしょうが、何の抵抗もなく心に音楽が響いてきました。アランフェス協奏曲モチーフにした♪アランフェス♪など、おなじみの旋律や美しい楽曲が多く、とても満足の内容なのです。

ちなみに、この4人はアメリカ、フランス、スペイン、スイスと、全員出身国が違うんですね。それぞれの違う文化を持つ歌声が混ざり合うところも、このグループの魅力です。

※尚、このCDはDVDとセットになっています。

試聴・公式サイトはこちら⇒http://www.bmgjapan.com/ildivo/

アンコール(DVD付)
アンコール(DVD付)
posted with amazlet on 06.06.21
イル・ディーヴォ イル・ディーヴォ&セリーヌ・ディオン
BMG JAPAN (2006/03/22)


【CD】
1.ヒーロー
2.イザベル
3.ビリーヴ・イン・ユー
4.アンチェインド・メロディ(センツァ・カテーネ)
5.もし僕を愛してくれたなら
6.アヴェ・マリア
7.僕の最後の日まで
8.オール・バイ・マイセルフ
9.アランフェス
10.愛をふたたび
11.オー・ホーリー・ナイト

【DVD】
1.アンブレイク・マイ・ハート(レグレサ・ア・ミ)
2.MAMA
3.ネッラ・ファンタジア
4.パセラ
5.マイ・ウェイ
6.アンブレイク・マイ・ハート(レグレサ・ア・ミ)
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2006年05月08日

「レクイエム」フォーレ

レクイエムとは、"死者のためのミサ曲"という意味です。
そして、数あるレクイエムの中でも、最も美しいのが、このフォーレのレクイエムではないでしょうか?
モーツァルトや、ヴェルディのレクイエムも名曲ですが、非常に暗く、時に荒々しい楽曲もあり、天国というより地獄を思わせるような感じがします。(レクイエムはテーマとして、死や最後の審判への恐怖を描いているので仕方ないですけどね)

そんな中で、ひたすらに美しく癒されるのがフォーレのレクイエムです。この曲は、まさに天国的であり、これなら死者も安らかに眠れるでしょう。
レクイエムというジャンルに限らず、あらゆる宗教音楽の中でも、この曲の無垢な美しさは一際輝くものがあります。ノーブルで叙情的な音楽を得意とするフォーレの良さが集約された名曲といったところでしょうか。

演奏は、コルボ指揮のベルン交響楽団が定番です。
フォーレのレクイエムの名盤というと、必ず上位に入ってくる演奏で、この曲が持つ天国的で純粋な雰囲気を最も生かした演奏と言えるのではないでしょうか。ちょっと素朴過ぎる気もしないではないですが、むしろ、それが祈りに満ちた素晴らしい効果を生んでいるのだと思います。4曲目の「ピエ・イエス」はボーイ・ソプラノによる演奏です。
フォーレ:レクイエム
フォーレ:レクイエム
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コルボ(ミシェル) フォーレ ベルン交響楽団 クレマン(アラン) フッテンロッハー(フィリップ) サン=ピエール=オ=リアン・ドゥ・ビュール聖歌隊
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さて、このコルボ盤を第1にオススメするとして、私はジュリーニ盤もオススメしたいのです。こちらは、コルボ盤とは正反対な演奏で、暗く重々しい演奏となっています。レクイエムは重くなくちゃ!という方にはこちらの方が感動的ではないかと思います。同じ曲なのに、こんなに雰囲気が変わるんだなぁ。と驚きました。
コルボ盤とはまったく違うタイプの名演奏で、私はその日の気分で聞き分けたりしています。
特筆すべきは、ジュリーニ盤のピエ・イエスをキャスリーン・バトルが歌っている事ですね。これが最高なんです!
キャスリーン・バトルのソプラノはキンキン響かないというか、いわゆるオペラの高らかと歌うソプラノではないのです。とても控えめというか、まったく耳障りにならない歌い方なんですよ。だから、こういう聖なる音楽には最高なんですね。
フォーレ:レクイエム
フォーレ:レクイエム
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ジュリーニ(カルロ・マリア) バトル(キャスリーン) シュミット(アンドレアス) フィルハーモニア合唱団 ノイマン(ホルスト) ファレル(ティモシー) フィルハーモニア管弦楽団 フォーレ
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2006年04月20日

「アニュス・デイ」バーバー

バーバーの「アニュス・デイ」で、ピンとこない人でも、バーバーのアダージョ(弦楽のためのアダージョ)ならば、ご存知ではないでしょうか?
バーバーのアダージョの合唱ヴァージョンが、このアニュス・デイです。合唱だけのア・カペラなのですが、原曲以上の厚みとハーモニーが感じられます。

原曲のアダージョは弦楽合奏による音楽で、物悲しい旋律が一度聴いたら忘れられません。この曲が一躍有名になったのは、ジョン・F・ケネディの葬儀に使用されてからではないでしょうか?以後、葬儀の音楽みたいなイメージが定着し、作曲したバーバーさんは
「私は、葬儀の音楽を作ったつもりはない」
なんて、愚痴をいっていたみたいです。

さらには、映画「プラトーン」で、悲劇の象徴的に使用されたり、良くも悪くも、なにかと良く使われる人気の1曲です。

この、バーバーのアダージョですが、私は断然、合唱版の「アニュス・デイ」の方が好きです。ただし、一点の曇りもないガラス細工のような音楽ですので、合唱団のレベルがストレートに出てしまう音楽でもあります。演奏の下手、上手いが、ハッキリでます。

そんな中で、一番美しいのが"オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団"の演奏!これは感動しました。「アニュス・デイ」は"神の子羊"と訳されますが、大変洗練された合唱で、さながら天国にいるような気持ちになります。私は、この演奏と出会ってから、弦楽合奏版が物足りなくて、聴かなくなってしまいました(笑
オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団は600年の伝統を誇るイギリスの聖歌隊だけに深みがあり、その響きも本当に癒されますね。

アダージョ・ア・カペラ
ヒギンボトム(エドワード) オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団 バーバー カプリコーン室内アンサンブル フォーレ パレストリーナ モーツァルト バッハ ラフマニノフ
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1.アニュス・デイ(アダージョ)(バーバー)
2.ラシーヌの雅歌(フォーレ)
3.教皇マルチェルスのミサ曲~キリエ(パレストリーナ)
4.アヴェ・ヴェルム・コルプス(モーツァルト)
5.カンタータ第147番~主よ,人の望みの喜びよ(J.S.バッハ)
6.晩祷~アヴェ・マリア(ラフマニノフ)
7.エニグマ変奏曲(ニムロッドによる)~永遠の光(エルガー)
8.我はすべて汝のもとにあり(グレツキ)
9.我が祈りを聞きたまえ(メンデルスゾーン)
10.仔羊(タヴナー)
11.レクイエム~天国にて(フォーレ)
12.ミゼレーレ(アレグリ)

アダージョ・ア・カペラ〜こころのハーモニー
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2006年03月25日

「リベラ・メ」IZZY

クラシックとポップスの融合、と言えば、この方のCDも忘れられません。
サラ・ブライトマンや、白い巨塔の「アメイジング・グレイス」でお馴染みのヘイリーが好きな方にはオススメのCDです。
「リベラ・メ」は、もともとフォーレの「レクイエム」の中の一曲で、バリトンによって歌われるのですが、IZZYの澄みきったソプラノで聴くリベラ・メは、原曲以上に素晴らしいです!アレンジも、ストリングス主体の極めて格調高い出来になっており、私としては文句なしです。

IZZYの歌声は、たしかに澄みきっていて、ヘイリーに近いピュアな声なのですが、重みというか、どことなく影を秘めた響きがあり、それが、この「リベラ・メ」にピッタリなのです。IZZYの放つ神秘的な世界へ引き込まれること間違いなしですよ!

こういう、クラシックでもポップスでもない「クラシカルクロスオーバー」というジャンルは、最近やっと人気が定着したようで、他にもたくさんのCDが発売されていますね。私が、このジャンルに注目したのは10年近く前なのですが、当時は大変珍しいジャンルでした。クラシック曲が完全にポップス化されているか、ムード音楽化されている楽曲はありましたが、今で言う「クラシカルクロスオーバー」というのは、少なかったですね〜。。。最近ではついに「クラシカルクロスオーバー」だけを集めたオムニバスCD⇒クラシカル・クロスオーバー・ベストも発売され、うれしい限りです!

さて、IZZYの「リベラ・メ」ですが、このアルバムにはリベラ・メの他に「バイレロ」等のクラシック曲もいくつか入っています。
下記のサイトで試聴もできますので、興味のある方は聴いてみてください。

http://www.universal-music.co.jp/classics/non_cla/izzy/izzy.html

リベラ・メ
リベラ・メ
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イジー
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1.バイレロ
2.リベラ・メ
3.アモール
4.シー・ムーヴド・スルー・ザ・フェア
5.ベル・アンジュ
6.ナニータ
7.レット・ミー・スリープ
8.フォール・ザ・リーヴズ
9.詩篇57
10.ラウダーテ・ドミヌム
11.バイレロ(reprise
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2006年03月19日

混声合唱のための「うた」 武満徹

武満徹さんといえば、1996年に亡くなった日本を代表する作曲家です。武満さんは、幅広いジャンルにたくさんの名曲を残してきましたが、どちらかというと現代音楽作曲家というイメージが強く、親しみにくい音楽という印象もあるかもしれません。代表作の「ノヴェンバー・ステップ」も、素晴らしい音楽ですが、日頃クラシックを聴きなれていない人には「???」な音楽かもしれないですね。

武満さんは、西洋音楽と日本の「わび」「さび」といったものを見事に溶け込ませることができた作曲家だと思います。彼の音楽を聴いていると、斬新な現代音楽である一方、古き良き日本のわび、さび、が心の奥に染み入ってきます。とても、深い音楽なので、聴けば聴くほど味が出てきます。是非CDを買って何回も繰り返し聴いてほしいです。

そんな、武満さんの音楽のなかで、とってもわかりやすく、美しい作品があります。「混声合唱のための うた」という、12曲から成る合唱曲です。
「小さな空」の童心に帰るような、なつかしさ。昔、TV番組にも使用されていた「翼」の伸びやかな旋律が本当に心地良いですね〜。
この2曲は武満さん自身の作詞ですが、この詩もとっても好きです。武満さんは詩の才能もあったんですね!
詩と音楽も見事にマッチしていて、「この詩にはこの音楽しかあり得ないなぁ」という曲がたくさんあります。

この合唱曲のなかで一番印象的なのは、「死んだ男の残したものは」でしょう。作詞は谷川俊太郎さんですが、私はこの曲を聴いて、武満徹さんのファンになり、谷川俊太郎さんも、あらためて好きになりました。
内容は、反戦であり、ひとことでは言いきれない感慨深さなのですが、それでいて、すごくシンプルな作りなんですよ。
詩も特に難しい言葉はなく、子どもでも充分わかるし、音楽も1番から6番まで同じメロディーの繰り返しです。それだけに、メッセージがそのまま胸に届くというか、胸に刺さる音楽ですね。
この曲は、ポピュラー音楽にもなっていますが、やはり合唱曲で聴くと重みがあります。絶対に聴いておきたい一曲です。

第1曲目の日本古謡「さくら」のアレンジ版もいいですね。遠い時代の桜の舞う風景が浮かんでくるようです。

混声合唱のための「うた」〜明日ハ晴レカナ、曇りカナ
晋友会合唱団 関屋 晋 武満徹
ユニバーサルクラシック (1998/04/25)
売り上げランキング: 14,414


1.さくら
2.小さな空
3.うたうだけ
4.小さな部屋で
5.恋のかくれんぼ
6.見えないこども
7.明日ハ晴レカナ,曇リカナ
8.島へ
9.死んだ男の残したものは
10.○と△のうた
11.さようなら
12.翼
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2006年03月03日

「世界のうた」ウィーン少年合唱団

タイトル通り、世界各国の愛唱歌がぎっしり詰まったCDです。
ウィーン少年合唱団による、世界の歌を集めたCDはたくさん出ているでしょうが、間違い無くこのCDが選曲、アレンジ共に一番素晴らしいとおもいます。
国別に全21カ国の歌が32曲も収められていて、「この道」「城ヶ島の雨」といった日本の歌も日本語で歌われているのがうれしいですね!!
選曲も、クラシックに偏らず「イパネマの娘」であるとか「スカボロ・フェア」「コンドルは飛んでいく」などなどバラエティー豊かで、本当に楽しませてくれます!何よりも、天使の歌声と称されるウィーン少年合唱団の洗練された歌声は、まさに癒しの音色そのものです。
私が、このCDを購入したのは、10年も前ことです。
ウィーン少年合唱団とアコースティックな伴奏による「イパネマの娘」をラジオで聴いてとても感動し、次に日にはレコード店へ行って買ってしまいました。(笑
ほのかな哀愁すらある、とても美しい演奏です。夏の日の夕暮れにラジオで聴いたためか、この曲を聴くと、いつも夏の夕暮を思い出します。
あれから10年経ちましたが、今聴いてもこのCDの「イパネマの娘」はいいなぁ…と思います。もちろん、他の曲も素晴らしいですし、まったく肩のこらない、気軽に聴けるCDですのでクラシック入門にもピッタリだとおもいますよ。

※このCDは廃盤済みだったのですが、3/22に再び販売されるようです。

スカボロ・フェア、この道~世界のうた
ウィーン少年合唱団
ユニバーサルクラシック (2006/03/22)


〈フランス〉君はわが生命、五月になった
〈ドイツ〉ぼくの思いのすべては、森は色づいて
〈イングランド〉森番が狩りに、スカボロ・フェア
〈スコットランド〉ロッホ・ローモンド
〈アメリカ〉シェナンドー、いとしのクレメンタイン
〈オーストラリア〉調子をそろえてクリック クリック クリック、ガンダガイへの道
〈ニュージーランド〉しばし別れの時
〈オランダ〉さあ、一緒に踊りましょう
〈南アフリカ〉ヤン・ピーレヴィート、サリー・マライス、バンツー族の別れの歌
〈日本〉この道、城ヶ島の雨
〈ポルトガル〉アーモンドの木
〈ブラジル〉君とぼく、イパネマの娘
〈スペイン〉おいらの小屋のまわりに
〈カタルーニャ〉うぐいすはフランスへ
〈ペルー〉コンドルは飛んで行く
〈アルゼンチン〉かくれんぼ
〈チリ〉昔の祈り
〈キューバ〉グアンタナメラ
〈メキシコ〉シエリト・リンド
〈オーストリア〉谷を通りぬけるとき、アルムよ さようなら
〈イタリア〉マレキアーレ、イデアーレ
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2006年01月12日

「スラヴァ・ベスト」スラヴァ

スラヴァと言えばカウンターテノール歌手としてご存知の方も多いのではないでしょうか?
彼の歌声は洗練された美しさと言うよりは、どことなく暗く、物悲しい響きがあります。
そんな彼の歌声が見事に発揮されているのがこのCDにも収められているカッチーニの「アヴェ・マリア」です。
スラヴァの歌うアヴェ・マリアをはじめて聴いたときは感動しました。
当時、テレビのBGMで流れていて、一体誰が歌っている何という曲なのかも分からなかったのですが、ネットやレコード店で探しまっくって何とか見つけ出した思い出があります。
で、聴いてみるとやっぱり感動的で、シンセサイザーによる効果的な伴奏と共に一度聴いたら忘れられないインパクトがありますね。

この曲は以降様々な歌手や楽器で演奏されるようになりましたが、やっぱり元祖スラヴァの演奏、歌声は素晴らしいです!
そんなスラヴァのお得なベスト盤が発売されています。
アヴェ・マリアはじめ、癒される楽曲がたくさん詰まっています。

ベスト
ベスト
posted with amazlet on 06.01.12
スラヴァ
ビクターエンタテインメント (2001/11/21)
売り上げランキング: 24,191


1.アヴェ・マリア(カッチーニ)
2.アヴェ・マリア(J.S.バッハ/グノー)
3.アヴェ・マリア(ビゼー)
4.アヴェ・マリア(シューベルト)
5.アヴェ・マリア(ストラヴィンスキー)
6.アヴェ・マリア(サン=サーンス)
7.アヴェ・マリア(モーツァルト)
8.ヴォカリーズ(ラフマニノフ)
9.クワイエット・メロディー(ラフマニノフ)
10.トロイメライ(シューマン)
11.G線上のアリア(J.S.バッハ)
12.ソルヴェイグの歌(グリーグ)
13.子守歌(シューベルト)
14.子守歌(ブラームス)
15.子守歌(チャイコフスキー)
16.サマータイム(ガーシュウィン)
17.ハイランドの子守歌(シューマン)
18.子守歌(モーツァルト/フリース)




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2006年01月04日

「天使の歌声」シャルロット・チャーチ

シャルロット・チャーチが12歳の時のアルバムです。
当時は「12歳とは思えない成熟した歌声」なんて言われてましたが、むしろ子供ならではの純粋な透き通る歌声が魅力のアルバムだと思います。

このアルバムには彼女に良く似合う楽曲がたくさん収められています。
中でも「ピエ・イエス」やカッチーニの「アヴェ・マリア」などの宗教曲ではまさに「天使の歌声」!と言いたくなるような素晴らしいソプラノを聴かせてくれますよ。
ボーイ・ソプラノとはまた違う美しさがありますね。

ただ、アレンジが納得いかない楽曲が多い気がします…。
もっと彼女の歌声を生かしたアレンジをしてほしいですね。
「ダニー・ボーイ」なんて、もっとオーソドックスなアレンジで優雅に歌ってほしかったです。

そんな中でカッチーニの「アヴェ・マリア」は一番のお気に入りです。
この曲はスラヴァのシンセサイザーとカウンターテノールで有名ですが、シャルロット・チャーチ版は静かな祈りの音楽になっています。
間違いなく癒されます!

天使の歌声
天使の歌声
posted with amazlet on 06.01.04
チャーチ(シャルロット) ウェバー
ソニーミュージックエンタテインメント (2004/11/17)
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1.ピエ・イエズ(ウェーバー)
2.天使のパン(フランク)
3.「カルミナ・ブラーナ」~私の心の揺れ動く秤の上で(オルフ)
4.主の祈り(マロット)
5.イェルサレム(バリー)
6.アヴェ・マリア(カッチーニ)
7.詩篇第23番(モービー)
8.マイ・カントリー(ホルスト)
9.ダニー・ボーイ(伝承歌)
10.マイ・レイガン・ンラヴ(伝承歌)
11.スォー・ガン~ウェールズの子守歌(伝承歌)
12.子守歌(ハーティ)
13.アメイジング・グレイス(伝承歌)
14.スリー・ウェルシュ・バード・ソングス(エルウィン=エドワーズ)
15.「ヘンゼルとグレーテル」~ホエン・アット・ナイト・アイ・ゴー・トゥ・スリープ(フンパーディンク)


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2005年11月26日

「CLASSICS」サラ・ブライトマン

サラ・ブライトマンのクラシック調のナンバーを集めたCDです。
彼女の美しいソプラノをあます所なく聴けるCDになっていますね。
サラ・ブライトマンの名曲♪タイム・トゥ・セイ・グッバイ♪のソロヴァージョンをはじめ
新曲もたくさん織り交ぜられています。
特にアルビノーニのアダージョをアレンジした♪エニィ・タイム・エニィ・ウェア♪ 
ベートーヴェンの第7をアレンジした♪フィリオ・ペルドゥート♪などは、圧巻です。
聴きなれた曲が彼女の歌声により、一味違ったムードを醸し出しています。
クラシックファン以外でも、このCDに感動した人は多いようですね。
変幻自在のソプラノも去ることながら、アレンジ等のレベルも非常に高く
ジャンルの垣根を越えて広くお薦めできるCDだと思います。

アヴェ・マリア〜サラ・ブライトマン・クラシックス〜
サラ・ブライトマン ヘンデル プレイズナー カズ ロンシュタット フェロー ピアーズ
東芝EMI (2001/11/28)
売り上げランキング: 605

.アヴェ・マリア
2.私を泣かせて下さい
3.ウインターライト
4.エニィタイム・エニィウェア
5.アルハンブラの想い出
6.さよなら、ふるさとの家よ歌劇「ワリー」第1幕より
7.夜の踊り
8.セレナーデ/ここは素晴らしい場所
9.私のお父さん歌劇「ジャンニ・スキッキ」より
10.ラ・ルーナ
11.ピエ・イエス
12.フィリオ・ペルドゥート
13.ネッスン・ドルマ(誰も寝てはならぬ)
14.バイレロ
15.タイム・トゥ・セイ・グッバイ
16.あたりは沈黙に閉ざされ歌劇「ランメルムーアのルチア」より
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2005年11月22日

「ビヨンド・イマジネーション」オペラベイブズ

クラシック音楽にポップスを融合した作品。
この手の融合って最近多いように思いますが、いかがなものか・・・というアレンジも多いです。
そんな中で、アレンジレベルが非常に高いのがこのCD!!
二人のソプラノ歌手(オペラベイブズ)が、クラシックの名曲を素晴らしいアレンジで歌ってくれます。
クラシックファンにも、ポップスファンにも斬新に響くのではないでしょうか。
私は一時期こういうクラシックのアレンジ物を色々聴いてたんですが、このCDが一番満足しました。
全体的にクラシック寄りなアレンジが多いため、原曲の雰囲気は充分残っています。
むしろ、原曲よりいいんでないかい!?って曲も個人的にはいくつかありました。
聴きなれた名曲もこうやって聴くとフレッシュに響きますね♪
こんな感じです↓
♪「蝶々夫人」~ワン・ファイン・デイ(プッチーニ)♪
♪交響曲第9番「新世界より」~ゼアーズ・ア・プレイス(ドヴォルザーク)♪
♪「真夏の夜の夢」~ビヨンド・イマジネーション(メンデルスゾーン)♪
♪「ダッタン人の踊り」/「キスメット」~ストレンジャー・イン・パラダイス(ボロディン)♪
♪「くるみ割り人形」~千一夜(チャイコフスキー) ♪
♪「アイーダ」~ヴィットリア(ヴェルディ)♪
(amazon.comより)

ビヨンド・イマジネーション
オペラベイブス コドー
ソニーミュージックエンタテインメント (2004/11/17)
売り上げランキング: 74,961

1.「蝶々夫人」~ワン・ファイン・デイ(プッチーニ)
2.ピアノ協奏曲イ短調~いつも思い出す(グリーグ)
3.交響曲第9番「新世界より」~ゼアーズ・ア・プレイス(ドヴォルザーク)
4.「真夏の夜の夢」~ビヨンド・イマジネーション(メンデルスゾーン)
5.「カルミナ・ブラーナ」~運命の女神よ(オルフ)
6.「花の二重唱」~ラクメ・H2O(ドリーブ)
7.「ラ・ワリー」~遠くへ行かないで(カタラーニ)
8.「ニュー・シネマ・パラダイス」~あなたは私の心の中で生き続ける(モリコーネ)
9.「カルメン」~鈴を鳴らして(ビゼー)
10.リメンバー・ミー
11.「ダッタン人の踊り」/「キスメット」~ストレンジャー・イン・パラダイス(ボロディン)
12.交響曲第9番「合唱」~歓喜に寄す(ベートーヴェン)
13.「くるみ割り人形」~千一夜(チャイコフスキー)
14.「ホフマン物語」~バルカローレ・舟歌(オッフェンバック)
15.ラクメ(ヴァイヴ・トライブ・ミックス)
16.「アヴェ・マリア」~アヴェ・マリア(シューベルト)
17.「アイーダ」~ヴィットリア(ヴェルディ)
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2005年11月15日

「聖母マリアの夕べの祈り」モンテヴェルディ

モンテヴェルディの名作であり、あらゆる宗教音楽の金字塔。
タイトルからして癒されそうな感じがしませんか!?
この曲が作られたのは1610年頃。
今から400年も昔なんですね。
この曲を聴いていると400年前という失われた時に吸い込まれていくような気がします。

祈りに満ちた楽曲が永遠と二時間弱続いていく長大な作品です。
正真正銘の宗教曲で、その深さや心が洗われる効果は計り知れません。
♪二人のセラピムが♪の二重唱。♪マニフィカトU♪のオルガンと合唱の美しさは感動物です。

お勧めは定評あるガーディナー演奏です。
モンテベルディゆかりの「サン・マルコ大聖堂」で演奏され、大聖堂が作り出すエコーがさらにこの曲の神秘性を引き出しています。
まさに究極の癒しと言えるでしょう。

モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り(晩課)
ガーディナー(ジョン・エリオット) モンテヴェルディ合唱団 ロンドン・オラトリー少年合唱団 ヒズ・マジェスティーズ・サッグバッツ&コルネッツ イングリッシュ・バロック・ソロイスツ ペンニッチ(マリネッラ) モノイオス(アン) チャンス(マイケル) タッカー(マーク) ロブソン(ナイジェル)
ユニバーサルクラシック (2002/06/26)
売り上げランキング: 22,023


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2005年11月08日

「アメイジング・グレイス」本田美奈子

先日、急性骨髄性白血病で亡くなった歌手、本田美奈子さんの遺作。
彼女の白血病との闘いはテレビ等でよく見ていたので亡くなったと知った時はショックでした。
まだ38歳。回復しているという報道があったんですが・・・
そして彼女の遺作となったアルバム「アメイジング・グレイス」を聴いてみて彼女のピュアな歌声に今更ながら感動しています。
アルバムには本田さんが病床で選曲した6曲とプロモーション映像が入っています。
全面的にリミックスされていて、とても素晴らしい仕上がりになっています。
「アメイジング・グレイス」に始まり「タイスの瞑想曲」等クラシックナンバーのカヴァーから、「この素晴らしき世界」まで大変感慨深い選曲です。
本田さんの良さが詰まっているアルバムですので多くの方に聴いてもらいたいですね。
ご冥福をお祈り致します。

アメイジング・グレイス
本田美奈子.
コロムビアミュージックエンタテインメント (2005/10/19)
売り上げランキング: 22,014

ディスク: 1
1.アメイジング・グレイス
2.タイスの瞑想曲
3.タイム・トゥ・セイ・グッバイ
4.風のくちづけ(イタリアーナ)(「リュートのための古代舞曲とアリア」より)
5.この素晴らしき世界
6.ミュージカル「十二夜」~ララバイ

ディスク: 2
1.アメイジング・グレイス(2004年10月14日,六本木スイートベイジル,ライヴ映像)
2.白鳥(プロモーション映像)





posted by 悠 at 13:15| Comment(0) | TrackBack(2) | クラシック>声楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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