2007年03月17日

Violin Muse/川井郁子

昨日に続き、ヴァイオリニスト川井郁子さんのアルバム。
内容は、やはり、クラシック曲のアレンジ物と、川井郁子さんのオリジナル作品から成っています。

『Violin Muse』は川井郁子さんのセカンド・アルバムになります。
昨日の記事で紹介した『The Red Violin』が一応、川井郁子さんのデビューアルバムという事になっています。なんで一応かと言うと、川井郁子さんは『川井郁子』と名乗る前に『IKKO』という名前で活躍しており、CDも何枚か出しているからです。
私は『IKKO』時代のCDをまだ聴いていないのですが、プロデューサーが知る人ぞ知る鷺巣詩郎さんらしいので、聴いてみたいと思っています。

ちなみに鷺巣詩郎さんは、川井郁子さんはじめ、葉加瀬太郎さんなども発掘しており、多方面で大変な功績を上げていらっしゃいます。機会があったら鷺巣詩郎さんのアルバムも紹介しますね。

さて、『Violin Muse』のオススメ曲はラストの『コバルト・ムーン』という曲です。
川井さんのオリジナル曲で、まあ、お洒落な事この上ない一曲です。
静寂のなかに秘めた情熱が感じられ、色っぽいというか何と言うか・・・。
ウイスキーなんか飲みながら聴いたら最高ですよ。(笑
彼女の曲はどれも『お洒落』ですね。非常にお洒落なアレンジ、演奏をしてくれます。

なんせ、参加アーティストも豪華ですからね。
川井さんのアルバムのライナーノーツで、参加アーティストを見るとけっこう大物が多い!ピアノは島健さん!ハープは朝川朋之さん!ストリングス・アレンジでは、大島ミチルさんなんかも顔を出します。ハズレ曲がないわけです。

アルビノーニのアダージョをジャズ風にアレンジした『ミロンガ・トゥリステ』なんかも、バック演奏の優秀さがあってこそです。

川井郁子さんのアルバムを聴く時は、ぜひバック演奏にも耳を傾けて見てください。

Violin Muse
Violin Muse
posted with amazlet on 07.03.17
川井郁子 島健
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この記事へのコメント
川井郁子さんのバイオリンはポルタメントが特色ですね。
何とも言えぬ色っぽい音の移動が男心を刺激します。
多分、男性バイオリニストがあれだけポルタメントをかけると、「やらしい」という評価が下されるに違いないけど、やはり美人はお得?でしょうか。
Posted by coollife at 2007年03月21日 00:09
coollifeさんへ

たしかに、あの演奏方法は女性ヴァイオリニストじゃないと似合わないですね。川井郁子さんだから似合うってのもあるかもしれません。
川井さんのポルタメントは年々増してきてます。
初期のアルバムでは、それほど目立たないんですけどね。

テクニック的にはどうなんでしょうね。
ヴァイオリンにポルタメントをかけるって、普通に次の音に移るより難しいのかなぁ・・・。



Posted by 悠 at 2007年03月21日 11:10
またまた失礼します。
ポルタメントは極めて感情的な表現なので、近代的な演奏ではだんだん、使われない傾向にあると思っていたんです。
でも、川井さんは逆転の発想と言うのでしょうか?逆に積極的に使うことで、「個性」として確立することに成功してしまったような気がします。
Posted by coollife at 2007年03月22日 21:39
そうですね。
今では川井さん以外で、こういう演奏をする人は少ないですね。特にクラシックにおいては、ほとんど聴けない演奏方法になってしまいました。
曲によってはすごく効果的で良い演奏方法だと思うんですが・・・。

ずいぶん昔の演奏ですが、ワルターがモーツァルトの第40番にポルタメントを活用してるのがありました。
こういう演奏は、今の指揮者からは聴けませんね〜。

このくらい自由な演奏もあって良いと思うんですけどね。
Posted by 悠 at 2007年03月23日 00:42
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