2007年01月08日

アダージョ・ラフマニノフ

人気のアダージョシリーズです。ご存知の方も多いと思いますが、このシリーズの元祖は「アダージョ・カラヤン」です。これが大ヒットして「アダージョカラヤン2」や、「ロマンティック・カラヤン」なんてのも発売されました。

作曲家シリーズも好評で、「アダージョ・チャイコフスキー」「アダージョ・バッハ」など、たくさんあります。その中で私が一番印象に残ったのが「アダージョ・ラフマニノフ」です。ラフマニノフはチャイコフスキーの後輩にあたるロシアの作曲家です。

「ヴォカリーズ」や「ピアノ協奏曲第二番」などの、甘美なメロディーの印象が強いため、美しい音楽をたくさん作ったようなイメージがあります。ところが、実際その他の曲、第二番以外のピアノ協奏曲。ヴォカリーズ以外の声楽曲を聴いてみると、決してそういうイメージばかりではありません。
ロマン派のような曲が多いわけではないんです。非常に暗く、現代音楽的ニュアンスを感じさせる曲もあります。

このアルバムには日頃あまり聴く機会のない第二番以外のピアノ協奏曲や、交響曲のアダージョ楽章がたくさん収録されています。
大変興味深く聴きました。時に救い様がないほど暗さや、「ヴォカリーズ」のようなメロディーはどこへ行っちゃったの??というほど無機質なメロディーがあったりします。
親しみやすい音楽ではありませんが、完成度は非常に高く、じっくり聴きこみたい作品です。

ラフマニノフの様々な側面を見ることができる、かなりオススメのアルバムです!

1つ難点としては、演奏者(指揮)がロリン・マゼールと、ユーリ・アーロノビチに偏っていることですかね。

アダージョ・ラフマニノフ
マゼール(ロリン) アーロノヴィチ(ユーリー) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ロンドン交響楽団 バーシャーリ・タマーシュ オムニバス(クラシック) ラフマニノフ
ユニバーサルクラシック (1996/07/25)
売り上げランキング: 34276


1. 交響曲第2番ホ短調op.27第3楽章
2. ピアノ協奏曲第4番ト短調op.40第2楽章
3. 歌劇「アレコ」~間奏曲
4. 交響曲第1番ニ短調op.13第3楽章
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6. 交響曲第3番イ短調op.44第2楽章
7. ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調op.36第2楽章
8. ヴォカリーズop.34-14
9. ピアノ協奏曲第2番ハ短調op.18第2楽章
この記事へのコメント
ラフマニノフといえば、ピアノ協奏曲の2番しか知らないんです。
こんないろんな曲があったんですね。
指揮はロリン・マゼールなんですね?
マゼールといえば、NHKで恒例のウイーンフィルのニューイヤーコンサートやっていましたね。
相変わらず、楽しそうな演奏会でした。
一度は行って見たいものですが、来て行く服がない(笑)
Posted by coollife at 2007年01月09日 21:58
coollifeさんへ

ラフマニノフって良く演奏される曲と、されない曲の差が極端ですね。ピアノ協奏曲も第二番以外はほとんど聴けません・・・。

ニューイヤーコンサートは一度は生で見てみたいものですが、良い席となるとチケットも物凄い値段なんじゃないでしょか?
う〜ん。テレビで我慢します。
Posted by 悠 at 2007年01月09日 22:32
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