2006年12月20日

オデッセイ/ヘイリー

ドラマ「白い巨塔」でアメイジング・グレイスを歌い、一躍有名になったヘイリーのセカンド・アルバムです。

これは、究極の癒し系アルバムです。
ここまで、美しさだけを求めたアルバムも、なかなかないでしょう。たとえば、9曲目のヴィラ=ロボスのブラジル風バッハ〜アリアは、通常、中間部分に少し情熱的な語りのような箇所が入るのですが、このアルバムではその部分を全部カットしています。ヴォカリーズで歌われる、甘美な旋律の部分だけを歌っているわけです。この省略はちょっと驚きましたが、それだけ、美しさにこだわった証でしょう。

内容はアレンジも含めてクラシック色が強いですが、「青春の光と影」などのポップスも幾つかあり、万人向けな仕上がりです。それにしても、ヘイリーのソプラノは、どの曲を歌ってもぜったいに耳にキンキン響く事がなく、まさに「ピュア・ヴォイス」という呼び名がピッタリですね。甲高く歌わない癒し系ソプラノです。

ヘイリーの歌声は、このアルバムにあるカッチーニの「アヴェ・マリア」のような聖なる音楽が一番合うと私は思います。聴いていて心洗われる気持ちです。
カッチーニの「アヴェ・マリア」は”スラヴァ”や”シャルロット・チャーチ”等の大ヒットアルバムにも収録されていて、非常に人気の高い一曲ですが、私はヘイリーによる歌唱が一番好きです。透明に澄んだ歌声が、この曲の持つ純真な祈りと実にマッチしています。この歌声でこの曲を聴いて心洗われない人はいないでしょう。

今後は、是非ともヘイリーのクリスマス・アルバムを聴いてみたい!!というのが、私の望みです。この歌声で、クリスマス・ソングを歌ったら、どんなに素敵に響くことか・・・

オデッセイ
オデッセイ
posted with amazlet on 06.12.08
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posted by 悠 at 16:27| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック>声楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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