2006年07月12日

夢のあとに/フォーレ

フォーレの作品はどれも流れるような美しさや、独特のハーモニーによる幻想的な雰囲気があり、私の大好きな作曲家です。
そのフォーレの作品の中でも、一際輝いている作品が、この「夢のあとに」ではないでしょうか?「夢のあとに」。なんとも美しいタイトルです。もともとは歌曲なのですが、現在ではチェロによる演奏が多いですね。たしかに、チェロの深い音色と「夢のあとに」のメロディーは本当によくマッチします。ノーブルな響きがより一層引き立ちます。

CDは小沢征爾さんが指揮した「フォーレ:管弦楽作品集」というアルバムの中の演奏が好きです。チェロとピアノによる組み合わせで演奏されることが多いこの曲ですが、このアルバムではオーケストラによる伴奏になっています。ピアノ伴奏と比較しても、よりフランス音楽的な優雅な感じに仕上がっており、また、演奏自体もたいへん洗練されていて、何度でも聴きたくなります。

こういう繊細な音楽は極力、楽譜通りにというか、あまり演奏者の感情や個性を強く出しすぎない演奏であってほしいと私は思っています。演奏者を忘れさせて、音楽本来の持っている美しさだけを聴かせてほしいからです。そういう点でも、小沢さんの指揮は上手く、音楽を歌わせつつも清楚に聴かせてくれますので、音楽の持つ美しさだけがそのまま心に響いてきます。

おなじく、このアルバムに収録されている「ペレアスとメリザンド」。「エレジー」。組曲「ドリー」も名演奏ですよ!

パヴァーヌ~フォーレ:管弦楽作品集
小澤征爾 ボストン交響楽団 ハント(ローレン) フォーレ エスキン(ジュールズ) デュベンスキー
ユニバーサルクラシック (2003/08/21)
売り上げランキング: 85,525


1.劇音楽「ペレアスとメリザンド」op.80
2.夢のあとにop.7-1(デュベンスキー編)
3.パヴァーヌop.50(合唱付き管弦楽版)
4.エレジーop.24~管弦楽とチェロのための
5.組曲「ドリー」op.56(ラボー編)

現在廃盤のようなので、こちらもご紹介しておきます。
パヴァーヌ〜フォーレ管弦楽作品集
posted by 悠 at 21:01| Comment(0) | TrackBack(1) | クラシック>チェロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

小澤征爾
Excerpt: 小澤征爾
Weblog: 広島県医療機関 Gメン
Tracked: 2006-08-30 12:37
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。