2006年06月08日

メンデルスゾーン/交響曲第3番「スコットランド」

季節も夏へ移り変わろうとしています。
この季節は一番緑や自然の美しさを感じられる時期だと思います。夏へ向かう青空や、木々を眺めていると、とても聴きたく音楽があります。それが、このメンデルスゾーンの「スコットランド」!
私には、季節限定の音楽が色々ありまして、今の季節で言えば、この「スコットランド」。夏になれば同じくメンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」。秋になればブラームスの「クラリネット五重奏曲」やショパン。冬はモーツァルトの「レクイエム」がすごく聴きたくなるんです。
これらの曲は、それ意外の季節にはあまり聴かず、その季節になるまで大事にしまっておくんです。四季がある日本ならではの贅沢な聴き方かもしれません。

この、「スコットランド」は冒頭の序奏部分から、勇壮なスコットランドの自然が目の前に広がってくるような、最高にロマンティックな音楽です。どこを取っても大自然を感じさせてくれる、雄大、幽玄な名曲なのです。
第3楽章の沈む夕陽のようなロマンティックで感傷的な音楽なんて、聴いて本当に幸せな気持ちになります。メンデルスゾーンらしい甘美なメロディーもたくさんあり、非常に親しみやすい作品ですね。これだけ美しい音楽であれば、演奏も最高のもので聴きたいものです。

そこで、定番ではありますが、クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団のCDを紹介します。この演奏がいかに素晴らしいかは、聴いていただくほかないのですが、全体的にゆったりとしたテンポで1つ1つの音が、心に染み入ってくるのです。これ以上、表現豊かな演奏はちょっと聴いたことがありません。冒頭の音が聞こえた瞬間からスコットランドの森が広がり、時の経つのも忘れて聞き入ってしまいます。絶対に聴いてほしい演奏です。

メンデルスゾーン:交響曲第3番&第4番
クレンペラー(オットー) メンデルスゾーン フィルハーモニア管弦楽団
東芝EMI (2002/06/19)
売り上げランキング: 6,802


1.交響曲第3番イ短調op.56「スコットランド」
2.交響曲第4番イ長調op.90「イタリア」
この記事へのコメント
こんにちは.
メンデルスゾーンのこの2曲は,タイトルの国名が曲の性格を良く表していて面白いですね.4番のイタリアは1楽章のしょっぱなから「イタリアー!!」っていう感じの明るく華やかな曲ですし,3番のスコットランドの方は情感豊かな曲ですね.どちらも大好きですが,もともとイギリスのメロディが好きな私には3番の方がお気に入りです.
Posted by coollife at 2006年06月12日 12:13
こんにちは!コメントありがとうございます。
たしかに、この2つの交響曲は各国の情感がよくでた音楽ですよね。「イタリア」はイタリア的な熱いリズムが印象的ですし、「スコットランド」は次々と溢れてくるメロディーが、やはりスコットランド民謡的で印象的です。メンデルスゾーンは各国の音楽をよく研究して作曲したんでしょうね。感心します。
Posted by 悠 at 2006年06月12日 19:56
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